2010年7月29日

ハイビジョンムービーも3D対応

 ラフォーレミュージアム六本木で行われたパナソニックの3D対応デジタルビデオカメラの発表会に行く。
 今回は発表された新製品は、別売の3Dコンバージョンレンズを装着することで、3D撮影が可能になる高画質デジタルハイビジョンビデオカメラの2機種(「HDC-TM750」と「HDC-TM650」)。ともに高解像度の新3MOSセンサーを搭載し忠実な色再現を実現している。また1080/60p記録が可能なため、早い動きの被写体もくっきり再現できるという。
 なお、3Dの撮影方式はサイドバイサイド方式を採用し、記録形式はAVCHDフォーマットということなので、ブルーレイやDVDにダビングすることも可能である。
 店頭予想価格はHDC-TM750が16万円前後、HDC-TM650が13万円前後、3Dレンズが38,000円前後とのこと。

 発表会とは関係ないけど、会場のラフォーレミュージアム六本木に行くときに通る泉ガーデンは、六本木ヒルズと同じようなITバブル臭のする建造物だったなあ。

デジタルハイビジョンビデオカメラ「HDC-TM750」(右)と3Dコンバージョンレンズ「VW-CLT1」(左)

3Dコンバージョンレンズを装着した状態の「HDC-TM750」

64GB内蔵メモリータイプの「HDC-TM650」

参考展示されたデジタル一眼LUMIX Gシリーズ用の3Dレンズ 年内をめどに商品化を目指す

                                  (H)

2010年7月27日

トムソン・カノープス デジタル・ディスクレコーダー「T2 SP2」実機デモ

トムソン・カノープスデジタル・ディスクレコーダー「T2」について、4月のNABにて発表されたService Pack2(SP2)の機能紹介を、実機を使用してご説明いただいた。

「T2」は次世代インテリジェント・デジタル・ディスクレコーダーとして、2009年9月に発売され、主にライブイベントやビデオ制作の用途で高い評価を得ている。その中でSP2として機能強化された部分は、ユーザーからの要望を大きく取り入れたもので、「これに関して、開発者目線での機能強化は一切ない」とのこと。

SP2での新機能、アップデート機能を以下にまとめる。
・直接再生機能
・24p録画モード
・録画中のクリップのエクスポート機能
・FTPアップロード・ダウンロード
・スローモーション機能強化
・NASへのファイルのインポート・エクスポート
・オートプレイモードの追加
・さらに多くのオーディオCODECのサポート
・GUI向上
・マルチ言語サポート
・プレイヤー機能強化
・プレイリスト機能強化
・インポートファイル対応フォーマット強化
・オーディオの個別設定

録画中のクリップのエクスポート機能やスローモーション機能を使えば、例えば小規模なライブ番組で、生番組中に簡単な編集作業をして、スロー再生出しなどへの対応もできる。
また、現在、ニュース番組において、スタジオセットの背景の映像出し等で使用されている例もあり、「この「T2」は使い方次第では、様々な放送現場に応用できるのでは」と期待を寄せる。
使い勝手の部分では、ワークステーションモード(キーボード、マウス、モニターを接続しての操作)で本機のJogシャトルが使えようになったり、クリップごとのオーディオゲインの変更が可能になるなど、細かいところでもユーザー目線の機能強化となっている。

なお、現在「T2」ユーザーの方はトムソン・カノープスのHPよりSP2の無償ダウンロードが可能(→無償ダウンロードページ


今回ご説明いただいた、トムソン・カノープス株式会社 マーケティングコミュニケーション部
アンディ・スミスさん。その日本語はほとんど日本人です。

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NTTエレクトロニクス プライベート展示商談会

NTTエレクトロニクスは、東京・南青山のカフェテラス・東京SALON/共存てに、パナソニックシステムサービシズとの共同出展による「プライベート展示商談会」を開催した。

展示会では、パナソニック・ネットワークサービシズの3Dライブ配信システムの展示や、その同じ映像をNTTエレクトロニクスの3D同期伝送MPEG-2エンコーダ装置「MPC1010」を使用して3D上映するデモなどがあった。また、各社の最新技術を紹介するセミナーも行われた。

NTTエレクトロニクス 3D同期伝送MPEG-2エンコーダ装置「MPC1010」(左)

パナソニック・ネットワークサービシズの3Dライブ配信システム

で、会場は青山通りを一歩入った、とて~もオサレなカフェ・東京SALON/共存
同行した広告代理店の某女史は、すぐ近くの青学OGだけど、こんなところ知らないとのこと。
さすが、東京・青山。 猛暑でも おしゃれ日傘で 涼しいわ

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2010年7月22日

CEATEC JAPAN 2010 開催概要発表

最先端IT・エレクトロニクス展「CEATEC JAPAN 2010」の開催概要発表記者会見が、東京・丸の内の東京會舘にて行われた。

今回のトピックスとしては、
・日本型スマートグリッド(次世代電力網)をアピールするための”スマートグリッド・イノベーション2010″
・ビジネスシーン強化のための商談の場「CEATEC Suite」の新設
・産学連携を見据えた「電子情報通信学会」の併設
などが挙げられる。


主催者挨拶を行う、資宗 義之 氏((社)情報通信ネットワーク産業協会 専務理事)

今年の開催日時は以下のとおり
 CEATEC JAPAN 2010
  会期:10/5(火)~10/9(土)
      (CEATEC Suiteは10/6~10/8)
  会場:千葉県・幕張メッセ

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2010年7月21日

パナソニック 「3Dビエラ」 新製品発表会

パナソニックは『3Dビエラ』の新製品発表会を東京・港区の六本木・東京ミッドタウンにて行った。

今回発表されたのは、世界で初となるブルーレイ3D対応のBDドライブとHDDを内蔵したオールインワンモデル、地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンプラズマテレビ『3Dビエラ』RT2Bシリーズ 2機種(46V、42V型)。8月27日より発売する。

本シリーズは、最先端の映像圧縮規格MPEG-4 MVCにより製作されたブルーレイ3Dディスクの、再生対応BDドライブを内蔵した一体型。またHDDも内蔵し、テレビ番組の録画および、HDDに録画した番組をBDにダビングすることもできる。
画質面においては、PDPの高速表示特性を活かし、さらに発光効率を当社09年PDP比約2倍(当社07年PDP比約4倍)に高めるとともに、残光が短くキレのよい新開発の蛍光体や新開発の高速パネル駆動も採用した3D対応「フル・ブラックパネル」を搭載。これにより、右眼左眼用の映像が交互に高速表示される3D映像でも、2重像(残像による左右映像の重なり)を大幅に抑えたクリアな3D映像が実現できる。
また、あわせて『3Dビエラ』専用の3Dグラス(3Dメガネ)をS、M、Lの3サイズで発売する。

さらに、この日、新宣伝キャラクターとして、フリーアナウンサーの滝川クリステルさんの起用も発表された。
製品発表会に続いておこなわれたトークセッションで滝川さんは、「新たな3Dテレビの世界、自分自身も一緒に”さらに一歩先を行く”先進性をアピールしたい」と語った。

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新製品ピックアップ 8月号掲載分

7/28発売予定の月刊「放送技術」8月号へ掲載する新製品情報を先行してご紹介します。

トムソン・カノープス
HD対応ノンリニア編集ワークステーション「REXCEED」の新モデル「MODEL600Vシリーズ」

本シリーズは、HDMIやHDコンポ―ネントの入出力を備えた高性能ビデオ編集ボード「HDSTORM PLUS」を搭載し、業務用モニタやテレビなどでのリアルタイムプレビューを可能にしたHD対応ノンリニア編集ワークステーション。パフォーマンスの大幅な向上により、リアルタイム性能も向上し、より快適なHD編集環境を実現した。さらに、ブルーレイドライブを標準装備し、大容量HDDを搭載することで、HDの入力から出力(書き出し)までスピーディーなワークフローを構築することができる。
また、自社開発のAVCHDエンジンを搭載した「EDIUS Pro」の最新版「EDIUS Pro 5 ver.5.5」を採用することで、快適なAVCHDのネイティブリアルタイム編集を可能にした。さらに新たにサポートされたAVCCAM、NXCAMなどのカメラや、AVCHDをソースとしたマルチカム編集でも快適な編集を実現する。
 価格 REXCEED MODEL600V 698,000円(税別)
トムソン・カノープス株式会社
 TEL 03-3516-2538

サイラック
多機能TS over IP伝送装置

サイラックは、MPEG2-TSをIPネットワーク利用して、伝送経路分割や最大32分配、コンテンツの暗号化などの多機能なMPEG2-TS IP伝送装置「VSX-IPA」を発売した。
本製品は、安価な一般回線(Bフレッツなど)を複数回線使用して伝送の高速化や回線維持費の削減、一度に32地点への同時配信などができる。
主な特長 
●送信、受信の同時実行が可能(TS→IP、IP→TS)。
●UDP(Unicast/Multicast)、RTP、TTS対応。
●経路分割機能(UDP、RTP、TTS、独自プロトコル再送機能、最大8分割)。
●IPv4(IPv6順次対応予定)。
●FEC(ProMPEG)対応。
●暗号化(128ビット共通鍵暗号:Camellia)。
●最大32分配機能(分配、分割の組み合わせ制約あり)。
●回線断判定による自動回線選択。
●回線帯域識別による回線分配率の自動変更機能。
●ハードウェア処置により、低遅延、低ジッタを実現し映像のリアルタイム伝送に最適。
●Tag-VLAN対応。
●ASI2系統入力までサポート(オプション)。
●GPS 1ppsでの固定遅延制御(オプション/開発予定)。
●TCP/IPプロトコルを使用して、パケットロスの無いIP伝送を実現(伝送経路は1系統のみ)。
株式会社サイラック
 TEL 03-3615-6201

ネットワークエレクトロニクスジャパン
韓国・BON electronics社のLCDピクチャーモニターディスプレイ2機種「BTM-170LS」「BPM-170LS」

「BTM-170LS」は、アナログおよびSD/HD-SDIビデオ画像の品質チェックに必要な基本性能を搭載した17インチLCDピクチャーモニター。ローコストながら10bit画像プロセッサの高解像度、各種セフティーマーカーやSDIエンベデッドオーディオレベルメーター表示などを搭載している。

「BPM-170LS」は、各種アナログビデオ、SD/HD-SDI、DVI、HDMI(HDCP v.1.1サポート)など多くの入力端子を搭載する多機能マルチフォーマットLCDピクチャーモニター。SDIディエンベデッド16chオーディオメーター表示、スピーカー、フォーンジャック、タイムコード表示、ウェーブフォーム/ベクトルスコープ同時表示可能などプロ用として必要な機能が全て搭載されている。また、AC100~240V電源の他にDC12V電源XLR-4端子付き2ウェイ電源方式のため、アウトドアロケーション用でも運用できる。さらに、LCD表面に特殊フィルタ加工を施したサンライト仕様BPM-17LSSも発売予定。
 価格 BTM-170LS 228,000円
     BPM-170LS 393,000円
ネットワークエレクトロニクスジャパン株式会社
 TEL 03‐5542‐3260

ローランド
REAC-MADIコンバータ

ローランドは、LANケーブル一本で高音質なデータ送信が可能なローランド独自のデジタル音声伝送技術「REAC」と、コンサートの音響で多く使用されている音声伝送方式「MADI」を相互変換することで「REAC」対応機器と「MADI」対応機器を接続し、高品位なフルデジタルの音響システムを実現するREAC-MADIコンバータ「S-MADI」を発売する。
本製品は、ローランドのREACと汎用のMADIの相互変換を可能にする音声伝送方式のフォーマットコンバータ。最大40チャンネルの音声データを変換し、REACのシステムとMADIのシステムのデジタル接続を実現する。例えば、MADI入出力を装備したデジタルミキサーにREACのデジタルスネークやパーソナルモニターをデジタルで接続することが可能である。
主な特長 
●REACとMADIを相互変換するデジタルオーディオコンバータ。
●導入済みのMADI機器に豊富なバリエーションをもつREAC機器を接続可能。
●信号の分岐やPCによるリモートコントロールなど、コンサートやレコーディングに対応する機能を装備。
価格 未定
ローランド株式会社
TEL 050-3101-2555

ヒビノ
AKG社 コンデンサーマイクロホン

ヒビノは、AKG社製コンデンサーマイクロホン「C 747 V11」を発売した。
本製品は、放送局・演劇などのライブレコーディングや会議室の設備用として活躍する小型コンデンサーマイクロホン「C 747」の後継機種。ポーラーパターンと周波数特性を調整することで、話者の声に対し優れたプレゼンスを得られるようになり、より明瞭度の高い音質になった。また軸外特性にも優れており、周囲の騒音が大きい場所でのグループディスカッションや残響が著しい環境でも演説者の声をクリアに収音する。さらに、携帯電話やワイヤレスマイクロホンシステムから発生するRF 干渉に対する耐久性を改善。不意の電波に遭遇してもノイズの発生を防ぐ。
また、高感度・低セルフノイズの超小型カプセルを内蔵しており、φ 9mm という小さなサイズに係わらず、音響バランスに優れており、全体域にわたってフラットなレスポンスを有している。また最大音圧レベル133dB SPL、等価雑音レベルは21dB SPLとダイナミックレンジも広いため、スピーチ以外にも音圧の大きな楽器にも対応可能である。
ヒビノ株式会社 ヒビノプロオーディオセールス Div.
TEL 03-5783-3110

2010年7月7日

NHK「大相撲中継中止」を考える

数年前、諸所の事情で某民放が某格闘技イベント中継権の放棄を発表した際、NHKの関係者に「ぜひ、中継を引き継いでください」と提案したことがある。

地上波で当たり前のように中継されていたものが、何がしかの理由で突如、視聴できなくなる。それを楽しみにしている視聴者にとっては残念でならない話だ。無論、有料多チャンネルで中継が引き継がれるケースもあるだろうが、視聴するために料金が発生する以上、万人向けサービスとはいえない。「だからこそ、視聴者保護の観点でNHKが動くべき」というのが僕の理屈だった。
理由はもうひとつある。某民放が中止を言いだした理由は明らかにされなかったが、どうも「裏家業とのつながり」が噂されていた。これでは、視聴率に関係なくスポンサーが納得しない。中継権放棄もやむなし、といったところだ。
しかし、NHKはスポンサーを気にする必要はない。もちろん、実質的なスポンサーたる国民の声は尊重すべきだろうが「裏家業とつながりのあるイベントを中継することで、NHKに受信料を払っている自分のイメージが悪くなって仕事ができなくなった」ということは起こりえない。それを理由に受信料支払いをやめると言い出す方は、法廷闘争に持ち込まれる前に放送法におけるNHK受信料支払いの定義を見直したほうがいい。

要は「何があろうと、NHKは今回の大相撲中継を中止すべきではなかった」ということ。放送局、まして公共放送NHKの使命は、あくまで国民の関心事を伝えることにある。番組を契機に製品の訴求やイメージアップを図る必要もなければ、視聴率を稼いで広告料を吊り上げる必要もない。根本的な立場が某民放や永谷園とは違うのだ。
ジャーナリスティックな観点で問題点を追求するのはいい。が、放送を取りやめるというのは一種の制裁行為。放送を行った上で「視る・視ない」を視聴者の判断に委ねるべきであり、唯一の公共放送局として「伝えること」に意義を見出してほしかった。

ちなみに、某格闘技イベントの話は「おもしろい提案だけど・・・難しいね」ということで実現しなかった。多くの「放送してほしい」の声が寄せられ、また個人的には「今度こそ」の思いがあっただけに中止決定は残念でならない。

高瀬徹朗(本誌特別記者)

2010年6月15日

フジノン 映像機器内覧会2010

 TEPIA(東京・青山)で開催されたフジノン恒例の「映像機器内覧会」の取材に行く。
 本内覧会は、同社の最新機器を展示・紹介するイベントで、会場内にはNABでも発表されたHDTVカメラ対応ポータブルズームレンズ「XA-s」「XT-s」シリーズや、4K対応35㎜PLマウントズームレンズ「HK7.5×24」「HK3.1×14.5」、HDポータブルレンズを搭載した3D用シンクロズームシステムのほか、数多くの新製品を展示。また、フィルタ表面に付着する水滴を親水膜で拡散してクリアな視界を確保できる「親水コートフィルタ」なる技術も紹介され、来場者の注目を集めていました。

撮像素子1/3型のHDTVカメラに対応した「XT20s×4.7」

撮像素子2/3型のHDTVカメラに対応した「XA16s×8」

焦点距離14.5㎜から45㎜まで対応の超広角ズームレンズ「HK3.1×14.5」(35mmPLマウントを採用)

焦点距離24㎜から180㎜まで対応の望遠ズームレンズ「HK7.5×24」35mmPLマウントを採用)

HDポータブルレンズ「HA21×7.8」2本を搭載した3D用シンクロズームシステム 2眼ズームレンズの高い同調性を実現

(s)

2010年6月3日

ソニービジネスソリューション総合展2010

1 会場

  「ソニービジネスソリューション総合展2010」の取材のため、品川・THE GRAND HALLへ行く。
  本イベントは、ユーザーに同社のソリューションを幅広く紹介することを目的とした内覧会で、会場内は「メディアソリューション」「公共ソリューション」「エンタープライズソリューション」の3つのゾーンムに分けられ、多くの製品が展示されていた。
  本誌に関係する「メディアソリューション」ゾーンには、コンテンツの取り込みから編集、アーカイブまでの作業を統合的に管理、運用することで、業務効率向上実現する「メディアバックボーン」や、高性能マイクロプロセッサCell/B.E.を最大14個(MPE-L1000は最大11個)使用することにより、4Kなど多様なフォーマットの素材をトランスコードする「MPE-T1000」といった最新のソリューションのほか、最近すっかりトレンドとなった3D関連の製品や各種カムコーダ、業務用有機ELモニター等、「NAB2010」に出展した最新のシステムも多数展示され、来場者の注目を集めていた。

トランスコード機能に加え、最大4台のVTRから同時インジェスト可能な「MPE-L1000」とマルチコアプロセッシングボード「BKMP-AB100」

トランスコード機能に加え、最大4台のVTRから同時インジェスト可能な「MPE-L1000」と、マルチコアプロセッシング ボード「BKMP-AB100」

1/2型フルHD 3CMOSセンサーを搭載したXDCAM EXカムコーダー「PMW-320K」 

1/2型フルHD 3CMOSセンサーを搭載したXDCAM EX  カムコーダー「PMW-320K」 

7.4型有機ELパネルを搭載したカラービューファインダー「HDVF-EL70」(スタジオカメラ用)

7.4型有機ELパネルを搭載したカラービューファインダー「HDVF-EL70」(スタジオカメラ用)

スーパー35mm相当単板CCDを搭載し、PLレンズマウントに対応したHDCAM-SRカムコーダー「SRW-9000PL」

スーパー35mm相当単板CCDを搭載し、PLレンズマウントに対応したHDCAM-SRカムコーダー「SRW-9000PL」

有機ELパネルを採用した7.4型業務用有機ELモニター「PVM-740」 独自技術「Super Top Emission」により、高いピーク輝度を実現することが可能

有機ELパネルを採用した7.4型業務用有機ELモニター「PVM-740」 独自技術「Super Top Emission」により、 高いピーク輝度を実現することが可能

マルチパーパスカメラ「HDC-P1」を2台を搭載した3Dカメラシステム 光ファイバーアダプター「HDFA-200」をカメラシステムに設置し、2つのカメラからの映像を1台のCCUからコントロールすることも可能

マルチパーパスカメラ「HDC-P1」を2台を搭載した3Dカメラシステム  光ファイバーアダプター「HDFA-200」をカメラシステムに設置し、2つのカメラからの映像を1台のCCUからコントロールすることも可能

2台のカメラで撮影する際に生じる映像のずれの解析と補正するマルチイメージプロセッサー「MPE-200」

2台のカメラで撮影する際に生じる映像のずれの解析と  補正するマルチイメージプロセッサー「MPE-200」

デジタルワイヤレスA型規格に対応したデジタルワイヤレスマイクロホン
デジタルワイヤレスA型規格に対応したデジタルワイヤレスマイクロホン

(s)

2010年5月26日

感動した話

「ご高齢の方など、インターネットを使いこなせない視聴者は少なくありません。それでは、いかに役所や警察署がHPを充実させても意味がない。そこでPCよりも使いやすいテレビのリモコンで操作できるデータ放送を活用することにしました」。
残念ながら、これは放送事業者のコメントではない。6月に控えるイベントに向けて取材したあるケーブルテレビ事業者が、自主放送向けデータ放送のコンセプトについて説明した内容である。

情報格差(デジタル・デバイド)の解消―。データ放送、というよりデジタル放送化自体の大きな目的であったはずのテーマだ。が、今では「データ放送非対応テレビ」なるものが登場し、むしろ「データ放送だけに情報を出すとデジタル・デバイドを生みかねない」という訳のわからない状況となってしまった。
その本流が、いまも生きている。それも、ケーブルテレビのコミュニティチャンネルというマニアックな(?)分野で。00年12月のBSデジタル放送開始以来、取材記者の立場ながら長くデジタル放送化の現場に立ち会った者として、ある種の感動を覚えた。

無論、すべてのケーブルテレビ事業者が同じ意識、というわけではあるまい。また、地域密着へのこだわりというある種の原点回帰が、大手通信事業者の圧倒的な攻勢にさらされることで生まれた危機感の顕れであることも事実だ。
それでも、基本理念が消え去っていなかったことへの感動は大きい。都会で失われた純粋さを帰省先の田舎で探し当てたようなもの(注:話を聞いたケーブルテレビ局は東京の真ん中辺がサービスエリア。私自身は東京都新宿区出身)だろうか。
ちなみに、ケーブルテレビセットトップボックスの中にも「データ放送非対応端末」なるものが普通に存在するそうだ・・・あしからず。

高瀬徹朗(本誌特別記者)